代表 中森 学 nakamori manabu
手遅れになる前に、あなたの「想い」をかたちに
●この仕事に携わった経緯は?
大学卒業後、商工会議所で10年間勤務していたのですが、その中で事業承継や相続に関する相談が数多く寄せられました。
その中で「遺言書」作成の重要性を痛感しました。「遺言書」があれば、そのほとんどが予防できるんですよ。
肉親の争いほど、醜いものはありません。お亡くなりになった方も後悔しているんじゃないでしょうか?私なら一番見たくない争いです。
そんな気持ちを胸に抱いて、6年前に思い切って独立しました。独立後、資産設計の要望も多かったので、ファイナンシャルプランナーの資格も取りまして、トータルでシニア世代をサポートさせていただける体制を取っています。
●どんな気持ちで仕事をしていますか?
遺言書の作成も資産設計もおひとり、おひとり事情が違うということです。ですから一回一回新たな気持ちで取り組むように心掛けています。
私にとっては、何百人目かのお客様でも、お客様にとっては、ほとんどがはじめての遺言書作成なり、資産設計のご相談ですから、気をつけてお話するようにしています。
●うれしい瞬間は?
みなさんある程度の年齢になると、遺言書作成も資産設計もいつかはやらなくちゃと考えておられる方は多いです。完成後「これでやっと胸のつかえが取れた」と言っていただくと、こちらもうれしくなります。
またお子さんがいないご夫婦では遺言書がないとかなり、苦労するんですよ。「遺言書の存在で救われました」と涙ながらに奥様に感謝されたときには、私も涙がでました。
●最近どのようなお客様が多いですか?
別の法律事務所などで遺言書を作成して、納得できないで書き直しをする人も増えています。
また全くはじめての遺言書作りで、プランや提案を求めている人も多いですね。
遺言書を作ろう、という方は、基本的にはご自分には関係ないことですよね。ですから『家族の幸せ』が考えられる人です。かけひきのない、性格が真面目で温かみのある人が多いです。
そういう方々と数々仕事をさせていただいて、幸せを感じる一方で、無責任なことはできない、一生懸命お客様のご要望にお応えする遺言書を作ろうと身が引き締まりますね。
●最後に今後の展望を教えてください。
規模を大きくしたり、従業員を雇ったりというのはないです。やはり細切れではなく、私が一貫してお手伝いしていきたいですね。
またシニア世代を中心とした資産設計や遺言書の作成教室など、やはりある程度の年代になると避けて通れないことですから、講演やセミナーで楽しく分かりやすくお伝えしていきたいです。
■取材日 2013年 8月31日
■なかもり行政書士・FP事務所 350-1101 埼玉県川越市的場2475-12
埼玉県遺言書作成センター TEL/FAX 049(234)1485